Travis CIのビルドコンテナ内で最新のpipを使う

Byraimon, 2015-10-11(日), in category Python

CI, Python

pip-toolsが大きくバージョンアップし、 pip-compile および pip-sync コマンドを組み合わせた依存管理が行えるようになった。

CIフローとして依存パッケージの更新を知りたい

pip-toolsの細かな使い方は、最後に参考情報をまとめることにして、pip-toolsを利用すると、現在リポジトリ内で宣言している依存パッケージが古くなっているかどうか、次のように調べられる。

$ pip-compile --dry-run requirements.in | diff -u requirements.txt -

pip-toolsでの管理に移行しておらずトラディショナルな pip freeze -l した内容で依存パッケージを宣言している場合は、次のように比較が可能である。

$ pip-compile --dry-run --no-header --no-annotate requirements.in | diff -u requirements.txt -

いずれの比較方法にせよTravis CIのようなCI as a Serviceでのビルドログに上記コマンドの結果を記録しておくと、古くなったパッケージが検知できて便利である。

Travis CIのpipが古い

ところが2015-10-11現在、Travis CIのPythonプラットフォームでビルドを実行するコンテナ内では pip-compile に必要な要件 pip==6.1 or higher を満たしておらず、pipのバージョンが古いためにビルドが必ず失敗してしまう。

これを解決するには、before_script のフックでpipを最新にアップグレードしてしまえば良い。

language: python
python:
  - "2.7"
install:
  - pip install -r requirements.txt
before_script:
  - pip install -U pip
  - pip-compile --dry-run requirements.in | diff -u requirements.txt -
script:
  (テストスクリプトの実行)

やや強引な方法だが、Travis CI側のpipデフォルトバージョンが上がるまでのワークアラウンドなので、不要になったら消せば問題ないと思われる。

参考情報

pip-toolsに関しては、次のページを参考にした。この管理方法が主流になって行くか現時点では分からないが、CIと組み合わせ易い点は便利である。